不運が重なって生活が苦しくなり、このままでは満足に生きていくことさえ怪しい……。
今の状況から立ち直るまで、生活保護を受給したいが私は持ち家に住んでいる。
ネットなどの情報では持ち家を所有している人間は生活保護の申請をしても通らないらしい。
とは言え、持ち家を売却したところで大した金額にならないし、そのお金が無くなれば住む場所さえ失ってしまう。
どうしよう……。
あきらめないでください! 持ち家に住んでいる方でも生活保護を受給できる可能性があります! 今回の記事では自己所有の建物をお持ちの方でも生活保護の受給が可能なケースについて解説します!
目次
持ち家をもっていると生活保護を受けにくい理由
「持ち家に住んでいると生活保護を申請しても却下される」
確かにこれはまるっきりデタラメではありません。 生活保護の受給の前提として
「まずは自分の財産をできる限り活用し、それでも生活できなくなったら生活保護を申請してください」
これが国や地方自治体が定めている生活保護受給のための要件なのです。そして自分の財産には当然、持ち家などの不動産が含まれます。一般的に不動産は売却すれば大きな金額を得られることが多いからでしょう。
「ならやっぱり、持ち家を売却しないと生活保護は受けられないの?」
お待ちください。売却しても大した金額にならない、持ち家を処分したせいでもっと生活が苦しくなるかもしれない場合はどうでしょう?
持ち家に住んでいても生活保護を受給できるケース!
生活保護を申請すると、福祉事務所は申請者に資産に関する調査について説明し、同意書に署名してもらった後に資産について調査を開始します。 持ち家がある人の場合、建物の種類、所在地や建物のおおよその価格、住宅ローンが残っているかどうかなどを調べていきます。
結果、「持ち家以外に資産となる物はないが、持ち家を売却しても大した金額にならない」「売却したせいでかえって本人の生活に支障が生じる」と判断された場合は、持ち家に住んでいても生活保護の申請が通るケースがあるのです。
ちなみに、持ち家にローンが残っていた場合は、却下される可能性が高くなりますが、それでも本人の状況を考慮して受給決定をしてくれるケースもありますので、あきらめずに福祉事務所の担当者に相談しましょう!
住宅扶助は支給されません
持ち家に住みながら生活保護の受給が決定し、最初の保護費の受給を受けたがネットで調べた金額よりも少ない……どうして!?
生活保護の扶助には8つの種類があり、その中には住宅扶助が含まれます。 住宅扶助は賃貸アパートの家賃など、住居に関する費用を扶助してくれるものです。 持ち家に住んでいる人には家賃がかかりませんので、保護費から住宅扶助を差し引いた金額が支給されることになるのです。
ただし、毎年支払いがある固定資産税に関しては、本人に支払う余力が無いなどの事情があれば公費で支給されることもありますので、福祉事務所の担当者に相談しましょう!
まとめ
今回の記事では、持ち家に住んでいる人でも生活保護を受給できるケースについて解説しました。ネットに溢れた情報に混乱し、自分の状況では生活保護を受給できないとあきらめている方、まずは福祉事務所に相談しましょう! 相談したおかげで状況が思いもしなかった方向に好転することもありますので、とにかく行動するべきです!
当事務所は、苦しい生活を抜け出して新たなスタートを切ろうと頑張っている人たちを応援しています!
