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ブラックリストに載っている可能性
- クレジットカードを作ろうとしたのに審査に通らない!?
- マイホームを建てようと思うが苦しかった時期にいくつかの消費者金融からお金を借りたことがあり、ちゃんと全額返済したのか覚えていない。
- ずっと昔に商売をしていた親族の保証人になったことがあるが、その親族とは音信不通で自分がまだ保証人になっているか不安。
さまざまな理由で自分がブラックリストに載っているか調べたい方がいるでしょう。このブラックリストですが、そういった名称の記録が存在する訳ではなく、信用情報機関に未返済等の事故情報が登録されている状態のことを指します。そして信用情報開示請求とは、信用情報機関に自分の情報を開示してもらい事故情報の有無を調べることです。
信用情報機関とは
現在日本には3つの信用情報機関があり、うち2つは金融庁から指定された指定信用情報機関(CIC・JICC)と一般社団法人全国銀行協会が設置・運営している個人信用情報機関があります。貸金業者・クレジット会社・銀行等は、これらの信用情報機関に加入し情報を共有することで顧客の情報が分かる仕組みをつくっています。逆に信用情報機関に加入していない金融機関の情報は信用情報機関に登録されないことになります。
指定信用情報機関
CIC (株式会社シー・アイ・シー)
JICC(株式会社日本信用情報機構)
この2つの信用情報機関は、平成22年3月11日に揃って金融庁から信用情報提供業務を行う指定信用情報機関に指定されました。貸金業者はCIC・JICCのいずれかの指定信用情報機関への加入が義務付けられていますので、消費者金融からお金を借りた覚えがある方は正確な情報を得る為に必ずCICとJICC両方に開示請求をしましょう。金融機関は、CIC、JICCのいずれか(両方に加入している金融機関もあります)に加入していますが、少し偏りがありますので以下に簡易ながらご紹介します。
CICに加入している金融機関
- 消費者金融
- クレジット系
- 地方銀行
- 保証会社
- 農業協同組合
など
JICCに加入している金融機関
- 消費者金融
- クレジット系
- 地方銀行
- 保証会社
- 信用金庫
など
一般社団法人全国銀行協会
全国銀行個人信用情報協会は文字通り銀行系の金融機関の加入が中心となっています。
- メガバンク
- 地方銀行
- 信用金庫
- 保証会社
など
ポイント
開示請求するにあたり重要なことは、借り入れた時の電話番号や住所など、借り入れた時のご自身の情報を可能な限り思い出してから請求することです。情報が不足しているとせっかく開示請求をしても正確な情報が出ないことがありますのでご注意ください!
「信用情報開示請求」につきまして、ご不明な点、ご要望などございましたら、ご遠慮無くお知らせください。お電話でのご相談は無料です!あなたの日常が一刻も早く平穏になるように尽力します!