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お忘れなく!ドローン機体登録の更新期限が近づいています!

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日本国内を飛行するドローンを管理するために2022年6月20日から始まった機体登録の制度ですが早いもので3年目になりました。この機体登録の有効期限ですが、登録申請が完了してから3年間となります。恐らくドローンをお仕事で飛行させている人達の大半は今年、更新期限を迎えることになるのでしょう。

今回の記事ではドローンの機体登録の更新申請について解説させていただきます!

更新期限を過ぎてしまうと?

更新期限が過ぎた状態で飛行させると航空法違反となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

「うっかりしていたら登録の有効期間が過ぎていた」という言い訳は通用しません。無人航空機登録をされている方で「私の機体の有効期限はいつまでだっけ?」と覚えていない場合は、この機会にぜひご確認ください。

更新の方法は?

更新の手続きですが新規の申請と同様に、国土交通省の「DIPS2.0」からオンライン申請が可能です。

オンライン手続き以外にも書面による紙申請も可能です。ただし、手数料がオンラインよりも高額になる上に、手続き完了までの時間も大幅に長くなるため、あまりお勧めできません。

更新申請の手順!

それでは更新申請の手順について紹介します。まずはPCまたはスマホで「DIPS2.0」にアクセスしログインします。
そしてトップページから以下の順番でクリックします。

  1. 「無人航空機等の登録申請へ」
  2. 「有効期間の更新」
  3. ここで登録した機体の情報が表示されますので更新する機体に✔を入れます。登録している全ての機体を更新したい場合は「全てを選択」に✔を入れましょう。
  4. 更新する機体に✔を入れましたら画面下にある「有効期間の更新」をクリック!
  5. 3で選択した機体の情報が表示されますので問題が無ければ「本人確認」をクリック!
  6. ここで本人確認の方法をマイナンバー・運転免許証・パスポート(ちなみにPCではマイナンバーしか選択できません)の3つから選択できます。
    マイナンバーを選択した場合、マイナポータルのインストールが必要です。一方、他の本人確認方法では手数料が1台目1,450円(2台目以降は1,050円)かかりますが、マイナンバーの場合は1台目900円(2台目以降は890円)と大幅に安くなるため、多数の機体を更新する際にはマイナンバーでの本人確認がおすすめです。
  7. 本人確認方法を選択しましたら「次へ進む」をクリック!
  8. 「確認画面へ」をクリック!
  9. 所有者情報・機体情報・使用者情報が表示されますが変更事項がなければ「更新申請」をクリックしましょう!修正事項がある場合はそれぞれの「修正」アイコンをクリックして修正して下さい。
  10. 「OK」をクリックすると、登録しているメールアドレスに確認メールが届きます。この間、うっかりDIPSの画面を閉じてしまうと、入力したデータが破棄されるため注意してください!
  11. 本人確認に移りますがマイナンバーカードの署名用電子パスワード(6桁~16桁)と利用者証明用電子証明書パスワード(4桁)の両方を入力します。
  12. 更新手続き完了の画面に移りましたら申請は完了です。

手数料納付のメールが届いたら

手数料納付のメールが届いたら、以下の手順で手続きを完了させましょう。

  1. DIPSにログイン
    ログイン後、「無人航空機の登録申請へ」をクリックします。
  2. 申請状況を確認
    次に「申請状況確認/取下げ/支払い」をクリックすると、申請状況一覧画面が表示されます。
  3. 手数料の納付
    機体の申請状況が「手続き内容確認中」から「手数料納付」に変わると、「支払選択」というアイコンが表示されます。これをクリックして、手数料を納付してください。

手数料の納付が完了した時点で、すべての手続きが完了となります。

まとめ

今回の記事では無人航空機の更新申請について解説しました。私自身も先日、PCを使って機体の更新申請を行いましたが、申請から手続き完了までにかかった時間は約30分でした。機体が1台だけということもありますが、本人確認書類にマイナンバーを選択したことと、申請した時期が良かったのかもしれません。

2022年6月から始まった制度ですので2025年5月頃から更新申請が集中することが予想されます。航空局も申請の処理速度を向上させているようですが、複数の機体を保有する方々が一斉に申請を行うと、混雑によって処理が遅れる可能性があります。

機体登録の有効期間は申請日から3年間のため、早めに申請すると少し損をしたように感じるかもしれません。ただし、有効期間ギリギリに申請すると、飛行したい日時までに更新が間に合わない恐れがあります。そのため、余裕をもって更新申請を行うことをおすすめします。

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