新型コロナウィルスの感染症拡大により、特に大きな影響を受ける事業者を対象として、令和2年5月1日から「持続化給付金」の申請が開始されたことは周知のことでしょう。
申請の方法は当初、パソコンやスマートホンを利用するWEB申請と窓口申請の二通りの方法が予定されていましたが、ウイルス感染拡大を防ぐためでしょう、現在のところはWEB申請でしか給付金の申請は行われていません。これでは、パソコンやスマートホンをお持ちでない又は操作に慣れていない事業者にとって、給付金の申請を行うのは困難といえるでしょう。
そこで経済産業省は、このような事業者のために「申請サポート会場の開設」を決定し、5月12日より順次会場の開設が始まりました。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200518001/20200518001.html
(リンク先:「持続化給付金」の申請サポート会場を追加で開設します)
目次
会場と会場番号を確認し事前予約をする(3パターン)
いきなり会場に足を運んでも感染症対策のため受け付けてもらえないので注意しましょう。事前予約には、Web予約・自動音声による電話予約・オペレーターによる電話予約の3パターンがあります。
①Web予約
https://www.jizokuka-kyufu.jp/support/
(リンク先:持続化給付金「申請サポート会場とは」)
②電話予約(自動音声)
電話番号:0120-835-130
受付時間:24時間予約可能
③電話予約(オペレーター対応)
電話番号:0570-077-866
受付時間:平日、土日祝日ともに、9時~18時
書類はなにが必要?
必要な書類は、法人、個人事業主の青色・白色申告で違いがあります。
【中小法人等】
・確定申告書別表一の控え:1枚
・法人事業概況説明書の控え:2枚(表裏)
※対象月の属する事業年度の直前の事業年度分
※収受日付印が押されていること(e-Taxの場合は受信通知)
・売上台帳や帳簿等、対象月の月間事業収入がわかるもの
※2020年〇月と明確な記載があるもの
・法人名義の口座通帳の写し
※法人の代理者名義も可
※通帳の表面と開いた1、2ページ目の写し
※電子通帳等の場合は画面コピー
【個人事業者等】
「青色申告」
・2019年分の確定申告書第一表の控え:1枚
・所得税青色申告決算書の控え:2枚
※収受日付印が押されていること(e-Taxの場合は受信通知)
「白色申告の場合」
・2019年分の確定申告書第一表の控え:1枚
※収受日付印が押されていること(e-Taxの場合は受信通知)
「青色・白色共通」
・売上台帳や帳簿等、対象月の月間事業収入がわかるもの
※2020年〇月と明確な記載があるもの
・申請者本人名義の口座通帳の写し
※通帳の表面と開いた1、2ページ目の写し
※電子通帳等の場合は画面コピー
・本人確認書類
※運転免許証・マイナンバーカード等、住所・氏名・明瞭な顔写真のある身分証明書
※パスポートは単品では不可なので住民票とセット
※住民票と各種健康保険証のセットもOK
用意できない書類がある場合はオペレーターの方に相談してみましょう。
申請のやり方ではなく考えている段階の方は
持続化給付金申請のための事前相談窓口というのもあります。申請をお考えの方はまず連絡してみるのもよいでしょう。すでに申請済みの方はここでは相談できませんのでご注意を。
電話番号:0570-015-078
受付時間:平日8時30分~17時
どうしてよいのかわからない方
どうしてよいのかわからない方は、田端洋海行政書士事務所へご相談ください。また、この記事を読んでくれた方の周りで給付金の申請が難しくて悩んでいる方がいましたら、当事務所をご紹介いただけませんでしょうか。パソコンやスマートホンの操作が難しいという理由で給付が受けられない方々に、少しでもご助力したいというのが当事務所の思いです。お電話やメールでのご相談は無料です。