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住所復活!現在戸籍と戸籍の附票の取得方法!

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金銭トラブルや配偶者からのDVなどが原因で現在の住居を離れざるを得ず、移転先の自治体で住民登録を行えないまま時間が過ぎてしまうケースは少なくありません。しかし、再び生活を立て直そうと住民票の再取得を試みた際に、自治体から現在の戸籍や戸籍の附票を求められ、困惑する方も多いでしょう。

「戸籍を請求したいが、本人確認書類が無い・・・」
「戸籍請求に必要な戸籍の地番が分からない・・・」

この記事では、本人確認書類をお持ちでない場合において、現在の状況に応じた住民票の再取得に必要な戸籍と戸籍の附票の取得方法についてわかりやすく解説します。

親族に協力してもらえる場合

現在戸籍や戸籍の附票(以下、戸籍等と記載)を取得しようと考えている方で、協力してくれる親族がいる場合は、比較的スムーズに取得できるでしょう。特にご両親は、子供の戸籍を委任状なしで請求できるため、たとえ子供が結婚などで親の戸籍から外れていても、その情報を追って戸籍等を取得することが可能です。

兄弟姉妹の場合も、両親の戸籍を取得できますが、他の兄弟姉妹が結婚などで親の戸籍から抜けている場合は、その兄弟姉妹の戸籍は親族として請求できません。この場合は、ご本人が作成した委任状を兄弟姉妹に託し、代わりに請求してもらうことが必要です。

親族は頼れないが協力してくれる知人がいる場合

事情があって親族と疎遠になっているが、戸籍請求に協力してくれる知人がいる場合は、ご本人が作成した委任状を知人に託して代理請求をしてもらい、戸籍を取得することができます。

委任状の文面例

委任状

受任者
 住所 ○○市○○町1-23-4
 氏名 引田 信太郎

 私は上記の者に以下の手続きに関する一切の権限を委任する。

一、現在戸籍請求手続きに関する件
一、戸籍の附票請求手続きに関する件

委任者
 住所 ○○市○○町5-67-8
 氏名 復活 希望子

委任状の文面については、シンプルな形式で問題ありませんが、自治体によっては「生年月日を記載すること」「自治体指定の専用の委任状を使用すること」などの要件がある場合があります。事前に、必ず請求先の自治体の戸籍担当者に確認しておきましょう。

また、郵送で戸籍請求を行う際の手数料は、郵便局で購入できる定額小為替で納付する必要があります。ほとんどの自治体では、手数料は以下の通りです。

・現在戸籍  450円
・戸籍の附票 300円

そのため、1000円分の定額小為替を購入すれば十分でしょう。

親族・協力者もいない・または戸籍の地番が分からない場合

親族はもちろん、戸籍等の取得に協力してくれる知人もいない。または戸籍に記載された地番(住民票の住所の地番とは別に戸籍には独立した地番が存在します。)が分からず悩んでいる方、大丈夫です!大変ですが方法があります。

その方法とは、ご本人が本籍地のある自治体に直接足を運び、戸籍等を取得するというものです。本籍地が遠方にある場合、時間と費用がかかるかもしれませんが、実際に遠方から足を運んで解決した例もあります。例えば、埼玉県で住民登録を希望された方が、本籍地が福島県にあったため、協力者も地番も分からず、自ら平日に休みを取って本籍地まで行き、戸籍等を無事に取得されたケースがあります。

協力者がいない場合でも、強い決意を持って戸籍等を取得することは可能です。ただし、本籍地の自治体に足を運ぶ前に、必ずその自治体の戸籍担当者に連絡し、請求に必要な書類を確認しておきましょう。遠方まで行ったのに、必要な書類が揃っておらず、戸籍等を取得できなかったとなると大変な時間と労力が無駄になってしまいます。事前確認を忘れずに行いましょう!

まとめ

この記事では、住所を復活させるために必要な現在戸籍や戸籍の附票の取得方法について解説しました。繰り返しお伝えしましたが、戸籍等の請求を行う前に、必ず担当者に事前に相談することが非常に重要です。手続きをスムーズに進めるためにも、事前の確認を怠らないようにしましょう!

この記事が、住所復活でお悩みの方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。当事務所では信用情報開示請求の代行業務も承っておりますので、開示請求に関してお悩みの方はぜひご相談ください。

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