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ドローンを飛行させる前に飛行計画情報サイトへの登録が義務化された!?

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空撮、測量、設備のメンテナンス、またはイベント等でドローンを業務で使用されている方、ドローンを飛行させる前に飛行計画を情報サイトに登録することが義務化されたことはご存知でしょうか?故意に登録しないなど悪質と判断された場合は許可を取り消すことも検討されています。それでは詳しくみていきましょう。

FISS(飛行情報共有サービス)とは?

実は、平成31年4月23日からFISS(飛行情報共有サービス)というオンラインサービスが国土交通省より開始されていました。これは飛行の日時・経路・高度や運航者の氏名・連絡先等の飛行計画情報を入力することにより同じ空域を飛行する有人機・無人航空機の飛行情報を確認できたり地方自治体が独自に定めているローカル飛行禁止エリアも調べることができ、このオンラインサービスに登録すれば誰でも公開された情報が閲覧できるサービスです。

登録の義務化

増え続ける飛行許可申請数、ドローン同士の事故や有人機とのニアミスを防ぐ狙いで始まったサービスでしたが、登録は任意のためなかなか利用者数が増えず、国土交通省は遂に航空法に基づく通達を改正。登録の義務化を決定しました。

義務化の対象は?

令和1年7月26日以降に新規許可申請、更新申請をしたパイロット・機体が対象となります。国土交通省は故意に登録しないなど悪質と判断した場合、許可を取り消すことも検討しているようです。ちなみに飛行情報共有システムに登録しても3ヶ月ごとの飛行実績の報告をしなくてはいけないのは従来通りです。

面倒になるドローン飛行?!いやいや捉え方次第です!

「何だかドローンを飛行させるのがどんどん面倒になるな」と感じた方、そんなことはありません。この情報システムの登録は非常に簡単で、パソコンは勿論スマートフォンでの利用も可能です。私も早速登録しシステムを閲覧しましたが、予想以上に有益な情報を得られます。

例えばシステムの「飛行計画参照」を開くと地図が現ます。そして画面左上にある「抽出期間」で期間を指定し抽出アイコンをクリックすると、その地域で飛行予定の機体があると地図上に紙飛行機のアイコンが出現します。更にそれをクリックすると飛行日時、飛行時間、飛行高度等の情報を調べることができ、それらの情報を元に事前に安全な運航計画を立てることが出来るようになっています。登録は無料ですし、登録完了後直ぐにシステムを利用できますので、是非活用してみてください!

登録先のリンクはこちらです
https://www.fiss.mlit.go.jp/
国土交通省 ドローン情報基盤システム(飛行情報共有)へのリンク

今回の改正により飛行を行うための過程がワンステップ増えたのは事実ですが、情報共有システムを活用することでドローンによる事故を減らすことが出来るのも確かだと思います。ドローンに限らず、無人航空機を飛行させる人達の安全な飛行を願って今回の記事を締めさせて頂きます。

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